ステキなパパってどんな人
1月8日、新年早々パパとベイビーの英語リトミックを開催しました。参加していただいたパパ達、お疲れさまでした。中には駅伝マラソンを走ってきたかのような大汗のパパもいて、よしよし、という感じでした。パパ!ありがとう!
ところで、ニューヨークで子育てをしていたころ、何人かのステキなパパに出会いました。筆頭はブラジル人のジョゼ、イタリア系でなかなかのイケメンです。奥さんはアメリカ人のヘアースタイリストで超美人、男の子が3人います。私が最初にジョゼを見たのは彼がアパートの地下の洗濯場で授乳をしていたときです。授乳、そう、パパの胸直接授乳です。もちろんNO MILKですが、この時のベイビーはしっかりパパの乳房をサッキングしていました。すごく毛深いので、ちょっと胸毛の中に顔をうずめているベイビーでしたが、後で事情を聴いたところ、とにかく一度授乳してみたかったのと、親子のスキンシップがなによりも大事とのことでした。ジョゼはイタリア系なので人一倍家族を大切にします。ある時は自分の旅行会社が倒産し、息子も精神障害があるとわかり、期待していた新しいアパートへの引越しもキャンセルという事態になったのですが、ジョゼは毎日4種類のチーズのパスタを作り、息子たちにテーブルマナーを教え、ジャッズサンバを演奏してお客をもてなしていました。ジョゼのおうちでは何よりパパの存在が大きく、何か大切んなことを決めるときにはかならずパパに相談するというシステムができていました。 仕事がうまくいかなかったり、お金の問題で悩んだり、子供の心配をしたりと、どの家庭にもある問題を抱えていながら、ホットな存在としてのパパ、「ワイフがいつも綺麗で、子供達が健康に育っていれば俺は成功者」というのがジョゼの哲学です。Cool!
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