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ILH代表黒部のブログ

11月16日ベビーフェスタレポート

ベビーフェスタでの講演会にご参加いただいたママ達、ありがとうございました。
だいたいが早口なのが、さらにスピードが加速され、聞き苦しい部分もあったかと思います。産婦人科や企業で講演するときは知らない方ばかりなので緊張しないのですが、普段リトミックに参加されているママ達の顔がチラチラ見えると、何故か緊張するのはダンス抜きの所為でしょうか。
さて、参加できなかった方のためにも、今回のレクチャーの結論は、大いに叱り、子どもの善悪の判断力を育もう。です。良くしたいから叱る、愛情があるから叱る、親子だから叱れる、こんな辺り前の条件が歪んで理解され感情で叱っているとか、イジメているとか、周りから批判されても、私は信念をもって躾をしているこの子どもの親ですと言い切れる自信と、それに少しづつ答えてくれる子どもとの間の親子関係を作ることです。世の中には叱って後悔した親より、しなくて後悔した親がたくさんいることをお忘れなく!
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アメリカの選択

アメリカの大統領選挙が終わり、オバマ大統領が二期目をスタートさせた。国内の問題てんこ盛りでのスタートだ。でも私はホッとした。民衆党も問題ありだが、共和党が実際に政権を取ると、ちょっと大変なことになると思っていた。なぜならみんなが求めている変化、よき方向への変化にそれなりの時間がかかり、ロムニーが経済のスペシャリストだとしても会社再建とはわけが違う事をみんなは、すくなくともオバマに投票した人達は分かっていたと思う。ただオバマも今度は死に物狂いでやらないと国民にそっぽを向かれることは確実、4年間の計画をしっかり立てててんこ盛りから並みぐらいにはしてもらいたいと思う。
ところで、この選挙戦で一番肝の据わった態度を見せていたのはオバマ夫人ミシェルだと思う。彼女にはいつも自信というものがあり、夫は絶対に勝つというオーラが漂っていた。彼女の凛としたスタイル、生き方、ちょっとステキだと思うのはわたしだけではないと思う。

アメリカの大統領選挙に思う事、教育に予算を!

アメリカの公立小学校には図工の時間や体育、音楽の時間がないところがたくさんある。いつごろからか共和党政権になったときに、公立学校への予算が大幅に削減され、感性を教育するカリキュラムが大幅に減った。このころに育った子供達が今、大学生ぐらいになり、アメリカの社会に暗い影を落としている。感性が磨かれないままに教育を受けた子供達は、例えば自然を見た時に「たいくつ」と思う。逆に感性豊かな子供達は「美しい」と思う。退屈と思った子供達は、自然がどうなろうとお構いなし、自分の生活には関係ないと切り捨てる。美しいと感じる子供達は自然の大切さを知り、自分に何ができるかを考える。音楽の時間を経験していない子供達は音楽の選択肢が狭いので、自分の嫌いな音楽は雑音に聞こえる。体育で自分の体力へのチャレンジを知らない子供はやる気のない子供になっていく。図工を経験していない子供達は、自分の手で表現できるすべをしらないから手はゲームに使うことと考える。今アメリカの大統領選挙が終盤になり、共和党のロムニー、民主党のオバマと両者接戦を繰り広げているが、彼らがアメリカの教育の原点に返り、若者を国の将来を見つめて育てていくことをしない限り、この大国はローマ帝国のニの前を踏む運命はさけられないだろう。日本は少なくともこれ以上アメリカの真似はしなくていいと真剣に思っている。

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