中国問題、私の見解
今盛んに中国問題がメディアで取り上げられていますが、テレビを見ていると「本当に中国ってやな国、むかつく、もう中華街にも行かない!」っていうぐらいな気持ちにもなります。でも中国が有る限り、またグローバルな世界環境で日本を考えた時に、お付き合いはいやでもしていかなくてはならないでしょう。となるともう少し大人の考え方が必要かと思います。日本は昔から敵と決め込むと一切を否定てしまうところがあり、これが結局は敗北を招くと思うのです。アメリカは日本と戦争を始めた瞬間から、日本語教師を増員し、自らの兵隊に徹底的に日本語を教えました。日本が今、中国人はひどすぎる、領土は日本のものだといって、政府がやったようにいきなり「これは私の陣地!」なんてことをしてしまったので、しばらくは相手の熱がさめるまでこちらの出方を待たなくてはなりませんが、民間レベルで私達にできることは、もっと中国人の友達を作る事だと思います。そして相手の文化や考え方、また日本では習わなかった歴史や、中国の本当の姿を見直すことです。実際今の中国は富裕層と貧困層の差がありすぎ、これが日本をターゲットに爆発したという意見もありますが、情報の乏しい貧困層の人々の社会に対する不満は想像以上のものかと思います。民間ベースの外交とは、民間レベルの交流です。今日本にいる中国の留学生達もやっと日本に慣れてきたのに、この事件でいやな思いをしている人達がたくさんいます。彼らがどのような形で国に帰るかで、もっと遠い将来の日本と中国の関係が変わってきます。もし居酒屋で中国人グループと会ったりしたら、こちらから声をかけるぐらいの勇気、今の日本人には必要です。
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