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ILH代表黒部のブログ

ご卒園おめでとうございます!

きっと子供達の成長の過程で、一番楽しく感激するのが幼稚園の卒園式だとおもいます。ママ同士も幼稚園でのママ友が一生の友人になることもあります。日本のちょっと厳かでメリハリのある卒園式はステキです。海外では式というものはなく、それぞれのクラスで卒園児による劇や歌、そのあと1人づつ先生の膝にのせられて” What do you want be in a future?” という先生の質問に” I want to be a pilot” とか、” I want to be a pizza delivery man” とか、ちょっとはにかみながら答えていきます。ここには日本の卒園式につきものの涙の代わりに(笑)です。ただ高校、大学になると授業料の高さに比例してか、学校側も最後は保護者に見せるものを見せないとということになるようです。思いっきり派手でパワフルな式です。一度ハーバード大学の卒業式に出席したことがありますが、アフリカからの留学生は国から村中の人たちを連れてきたような騒ぎでした。大学の卒業式では涙ぐむ人もいます。子供が立派に成長した姿を見る嬉しさと、この4年間必死で授業料を払い続けてきた自分への感無量感が混じったものです。話を幼稚園に戻します。ママ達にお願いがあります。卒園式が終わって小学校の入学式までは、あらゆる自由を与えてください。子供達がこれから入る新しい環境に順応できるキャパシティーを作ってあげて下さい。小学生になるんだからちゃんとしなさいは実際に小学校に入ってからで十分です。そしてママも、3年間のお弁当作りや保護者会、遠足、運動会と、まあ本当に頑張りましたね。ここでちょっと休憩して4月からのステキなママに備えてください。卒園おめでとう!

プレスクール

2月14日にプレスクールの説明会と願書配布を行います。ランゲージハウスの新施設の70%は出来上がっていますが、外回りや詳細部分を含めて残り30%は2月末までに完成予定です。したがって施設未完成状態での説明会となりますが、保育士さんは当日ご紹介する予定です。 2.5歳から身につけたいしつけの基本を中心に、自然な遊びの中での早期英語体験を実践していくための具体的な保育方針、保育内容などをご説明します。ただ、なんといっても生まれてから2年と半年しかたっていないお子さんたちです。ママから離れることも、また集団生活になじんでいくこにも時間がかかります。子育てというのは所詮大人の思い通りにはならにものです。逆にいうと自我が大きく芽生えてくる2歳児さんが自然と受け入れることのできる大人からのの教えは何かを見極めていただきたい場でもあるかと思います。 新しくなったランゲージハウスが目指してきたい事を聞いていただけるいい機会かと思います。皆さんのご参加をお待ちしています。

自分だけの2012年を創造しましょう。

あけましておめでとうございます。
今年もよい年でありますようにと誰しもが年の初めに思うのですが、良い年にするかどうかは自分の考えと、それを実行する力にかかっているかと思います。良い年というのは、与えられる年が良かったのではなく、自分の創る年がどうだったかにかかわってくるのではないかと思います。悪い年だったから神様のせいにしては無責任というもの。まずは自分がこうしたいと願うことを思い描いて新年を迎えてはどうでしょうか。結果がよければ自分の成長を感じるし、逆に悪ければ反省しながらでも自分の成長を感じるものです。まずは2012年、自分の年のブループリントを描いてみてください。なるべく詳細は後にして、大きな目標を立ててみてはどうですか。これは自分だけが知っていればいいことですから家族にも内緒でかまいません。自分だけの秘密っていうのもいいものです。
新しい年を自分で管理して動かす、ちょっといい気分です。まずは実行してもてください。自分の尊さを感じるチャンスです。GOOD LUCK!

幼稚部スタートします。

11月1日、ランゲージハウス幼稚部の願書受付を、他の幼稚園と並行して行いました。幼稚園を始めますという公への宣言でもあります。 現在2名の園児さんですが、長年の夢を形にできた第一歩なのでワクワク、そして緊張もしています。幼稚園というロングラン事業への責任感と、将来は横浜一の園にしたいという強い夢があります。 これを実行するには長期間にわたるしっかりとした事業計画と、保育プラン、学習内容など、私1人ではできないことがたくさんあります。今回の募集で入園を決めていただいた保護者の勇気ある決断に感謝するとともに、だからこそ、より一層力を入れて幼稚部の将来に立ち向かいたいと思っています。これから先、いろいろな方と出会い、影響され、助けられ、それを糧にして、子供たちとご家族のための園を作っていきたいと思います。あせらずゆっくりと。

日本のしつけ

日本では天皇の話をするとなぜか軍国主義とか超保守派とか言われ避けられることが多い。もちろん歴代の天皇は何度も他国と戦争をし、国民を窮地に落とし込んだこともあるが、負の部分だけで天皇の存在を善し悪しするのは感心しない。今回お話するのは明治天皇、皇后の合作である教育勅語のことで、これもとらえ方によっては誤解を受けることがある。「えっ!教育勅語で戦争中の教育方針のこと?」とか、「右翼団体の教育?」とか言われることもある。
 実は教育勅語は数え年16歳で即位した明治天皇が、激しい国際化を迫られた日本のトップリーダーとして、国民の協力を得ながら近代国家を作る土台を作っていった中で、常に国民に向け、日本人として「大切」なことを簡単にまとめたノートにすぎない。内容はシンプルで分かりやすく、日常生活のあらゆる場面で実行できるポイントを押さえている。以下その内容だ。

1、親に感謝する。 2、兄弟仲良くする。 3、夫婦で協力する。 4、友達を信じあう。 5、自ら反省する。 6、博愛の輪を広げる。
7、知得を磨く。 8、公のために働く。 9、ルールに従う。 10、 祖国を守る。 11、伝統を守る。 12、手本を示す。

大人の場合、これをどう解釈するかは自分次第であるが、子供たちにはどう教え、実行させていくか、これつまりしつけの本質ではないかと考える。

ランゲージ・ハウス幼稚部開設について

2012年4月よりランゲージ・ハウスは幼稚部を新設します。私がこの3年ほど考えてきたプランの実行です。
以前開催していた幼稚園児のキッズクラブや、バイリンガルプレも、幼稚部へ進むための貴重な時間でした。

幼稚部のコンセプトは海外の子供たちを見てきて強く感じる自己表現力の強さ、表情の豊かさ、笑顔の自然さなどを、パフォーミングアートという感性を育てるに有効とされる方法(具体的には演劇、音楽、ダンス、アートなど)を保育の中に導入し、それと並行して日本の長い歴史の中で培われてきたきちっとした「しつけ」を保育の柱とするものです。この西と東がどこまで合体するかを目指すのではなく、もとから違うものとして幼児がどこまで柔軟に受け入れるかということです。

よく国際人という言葉が使われますが、このニュアンス、海外では「自国のアイデンティーを持って他の文化を理解しながら、国際的に活躍する人」をさします。ランゲージ・ハウスの幼稚部が目指していいるのもこの部分です。幼いときから、自国の文化にのっとったしつけと、世界共通のマナーを習得、それに自分らしい表現力が加われば、将来どこでも活躍できる小さな芽が自然と育まれると思います。

私がニューヨークで5人の子供たちを、それぞれに文化的、宗教的背景の違う学校に通わせました。そこで見たのは学習環境によって違ってくる子供たちの考え方、行動、判断、実行力でした。そこでこのいい部分、日本でも実行できたらいい部分を取り入れて学校を作ってみようと思いました。今回の幼稚部はそのスタートとなりますが、限りなく理想に近い保育環境を実現していと思います。横浜にある外国に一番近いハウスの理念を少し筒ですが現実に変えていきたいと思います。 応援してください。

ハロウイーンにまつわるお話

今年もHALLOWEENの季節がやってきました。なんとなくそわそわしますね。アメリカで子育てをしている時、この季節はすでにかなり寒くなります。が、気分的にはこの後にやってくるホリデーシーズンというサンクスギビングとクリスマスの前の小休止といった感じもあります。子供たちにとってはクリスマスよりハロウイーンが好きと言う子もいるぐらい盛り上がりを見せるイベントです。実は私、最初のベイビーができるまでハロウイーンが何だか知らなかったのです。アパートの隣人のママが「今晩、子供たちがお菓子をもらいにドアをノックするから、キャンデーを用意しておいてね。」と言われても、アパートの自治会みたいなのが催す子供イベントぐらいにしか思っていませんでした。ところが暗くなって外を見ると、何だかわけのわからない格好をした人たちがぞろぞろ歩いているし、アパートの廊下にもドラキュラやフランケンシュタインがたくさん出没したのです。日本ではキャンディーを子供にあげる時には紙や子袋に入れ小分けにするのが習慣なので、そうしたところ、その場でびっりっと破ってしまうアメリカの子供たちには通用しないことを知りました。 今でも思い出すのがダウンタウン、グリニッジビレッジの近くのクリストファーストリートで行われるゲイパレード。今でもハロウイーンのNYC名物ですが、ゲイ達の仮装は圧巻です。あるハロウイーンの晩、子供をシッターに預けてパレードを見に行きました。とにかく凄い人で身動きが取れない中、私の前にいた二人のゲイ達が話していたのはこんな会話です。「最近、友達が原因がわからない病気で死んだんだ。」。。。「えっ、君の友達も?実は僕の友達もやつれ果てて死んだよ。でも原因が何だかわからないって。」 実は当時エイズという病名さえ世の中に知られていなかったのです。会話は続きます。「きっと悪霊が乗り移ったのかもしれない。だって、本当に痩せちゃうらしいぜ。」。。。「確かに、このハロウイーンが悪魔払いになればいいけどね。」 こんな会話がされてから20年以上たった今、まだ根本的なエイズ薬はないのが現状です。私にも多くのゲイのお友達がいます。ほとんどはNYに住んでいますが、ハロウイーンになるとちょっと彼らのことを思い出してしまいます。 長生きしてほしい人たちです。

なぜインドか?

この10月1日(土)にランゲージハウス恒例のインドイベントを開催します。で、いつもクラスでは時間がなくて説明できない「なぜインド?」についてお話します。そうです、別に、インドじゃなくてもいいじゃないですか、黒部先生はインドにかぶれているんじゃないですか?という声、とりあえずは聞いていませんが、そのうちクラスでインドダンスばかりやっていると聞かれそうなので、今のうちにお答えしますね。私がインドで、またインドの文化から得るものはそこしれないパワーです。

 数年前、初めてインドに行ったとき、デリーの駅で人々を見ていたときに思ったこと「日本はこの国に負ける。」という意識でした。もちろん現実には、インドは貧富の差が激しすぎるので日本の平均的生活水準に到達するには何十年もかかります。でも将来を長いスパンでとらえたとき、インドという国とそこで生活する人々の未来への可能性は日本や日本人よりはるかに高いのです。未来への可能性、これは私たちが日々の生活の中でどれだけポジティブに未来を描けるかということです。どれだけ自分の将来にあこがれをもって前進できるかということです。もっと簡単にいうと、どれくらい物事を単純明快に処理できるかということでしょうか。

私がワンコインのクラスで紹介するボリウッドダンスもそのポジティブマインドの一つです。インド映画に描かれている世界は現実からの逃避ですが、見た後に必ず人を元気にする何かがあります。口語的にいうと「大変なのはみんな一緒、けど大丈夫、大丈夫、なんとかなるから。」を本当に信じたくなるようなセリフやシーンがたくさんあります。そしてハッピーエンディング、要は単純明快な映画です。昔のアメリカ映画がそうでした。でも最近はアメリカ自身がネガティブマインドになっているので映画もアクションとかゲイ物語ばかりで後味が悪い、考えさせられすぎて自分とは遠い世界になってしまいます。それじゃなくも現実の世界で考えなくてはならにことがたくさんあるのにです。インド人が打たれ強いのは単純に今だけを考えてやる過ごせるからかもしれません。 

今年日本は本当に打たれまくられています。災害だけでなく、政治も経済もです。そんなとき、私たち一人ひとりがインド人のように単純明快に今を受け止めて、ちょっとだけ打たれ強くなれことでポジティブマインドになれるのではないかと思うのです。滑稽でユニークなインドダンスを踊っているとほとんどのことは大丈夫と思えてくるのです。だって実際にインドで映画を見に来る人たちは大部分がカーストの下に属する身分の低い、将来を決められている人たちにも関わらず、明日を思う気持ちがとっても強いんです。そんな人たちがダンスシーンを見て「よしよし、大丈夫、大丈夫」と言えるのなら、彼らよりはずっと贅沢な暮らしをしている私たちが明日をポジティブに思えずにどう未来を描けるのでしょうか。

9月病ママ

新学期が始まり、ママちゃりが忙しく行きかう朝が始まりました。ところがこの時期に9月病にかかるママが多いって知ってますか?
9月病の症状はなんとなくの脱力感と疲労感、8月中は気分的に夏休みだったので朝起きてちょっと今日はやる気がなくても子供とゴロンと過ごせたのが9月に入るとそうもいかない。時間に追い立てられるように幼稚園に行く支度をしたり、お弁当を作ったりとワタワタとする朝、まだ母乳が必要な下の子の授乳もそこそこにママチャリ出発、なんとか幼稚園に到着、ママ友とそこそこおしゃべりをしてお家に戻る。・・・・で、ここからが問題。夏休みの間は上の子供が下の子供と遊んでくれたのに、今日からは昼間は一人っ子、当然遊び相手はママを求める。公園に行けば誰か遊び相手が見つかるかもしれないが、まだまだ暑くて出るのもおっくう。それに部屋の掃除もまだだし、洗濯物も溜まっている。あ?あ、私はいったい何の為に子育てしてるのかしら?と明日に希望を持てない感じを覚えたら、診断は9月病です。治療法としては、まず自分中心の生活にすること。自分の好きなことから始め、好きなように行動すること。子供はどうなるかって?大丈夫、子供は敏感だからママが前に進み始めたら逆に安心感が芽生めえます。ママが不平、不満ばかりだと子供はされに不安になり、泣いたり、叫んだりで助けを求めます。
 さて、ママ達、まず鏡で自分の顔を見てください。えっつ!と思ったら要注意。次に鏡に向かって微笑んでみましょう。まんざらでもないと持ったら、まずは自分磨き作戦。お化粧には念を入れて、必要と思ったらヘアーカットもGOです。(子連れでもOKなところたくさんありますよね。)つぎに子供とお買い物にいき、自分の好きなもを買う。お金が無い場合はケーキ一つでもいいから好きなものを買う。そして自分の憧れる内容の記事や写真がたくさんある雑誌を買う。そして好きな音楽をダウンロードして、いつもよりワンランク上のティーやコーヒー、あるいはワインを選ぶ。これでとりあえず準備万端。あとはソファーにひっくり返って、子供たちを好きなように遊ばせて、人生長いんだからあたふたとせず、こんな時間が最高!と思えれば、明日からは大丈夫よ、ママ。

September song

9月、しかしまだしっかり夏の暑さが続きますね。でもすこしづつ秋の気配を自分に取り入れると、ちょっとだけ落ち着いた気分にもなります。ニューヨークも9月のマンハッタンなどはギラギラの暑さ、でも3ヶ月もの長い長い夏休みが明けて、やっと学校が始まる頃、お金持ちたちも犬やお手伝いさんを連れてサマーハウスから戻ってくる高級車の渋滞が始まるのもこのころです。 ニューヨークの9月でステキなことは、アートギャラリーのオープニングや、美術館のイベントがたくさんあること、子供を連れてのギャラリーめぐりも楽しいアトラクションでした。ギャラリーめぐりといっても夕方から始まるオープニングパティーにちょっとオシャレして、でも子連れで出かけていき、ワイワイとした中でワイン片手に知らない人とアート談義をすることです。ベイビーはそこにいる人たちの中を泳ぐように抱かれ、抱かれ、泣き始めたら私のもとに戻ってくるという、ちょっとワイルドですが、ニューヨークらしい光景です。そこで流れている音楽クラシックからジャズまで、ひたすらニューヨークらしい音楽ばかり。なぜか9月になるとDinah Washingtonのしっとりとした
曲が多かったのを覚えています。ダイナ ワシントンはエラフィッツ・ジェラルドやサラボーンとならぶ大物女性ジャズシンガーで、ブルース調の歌いかたが個性的です。代表曲にWhat a different a day made という有名な曲があります。9月のマンハッタンのどこからも流れてくるようなメロディー、子供たちがベットでスヤスヤしているころ、そっとご主人と聞いてみるのもいいですよ。 いつもとは違った自分たちを発見できるかもしれません。

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